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村田諒太プロ転向正式発表 他

2013年4月12日

最初に報じられたのは2月の頭だった。絶対にアマから去ることはないと言われていた村田諒太がプライズファイトの世界に飛び込む。世間を巻き込んでの騒ぎが展開され、アマ追放という処分を食らってまでその決断を貫いた村田がついに公式の記者会見を行った。所属はかつての金メダリスト桜井孝雄も所属した三迫ジム。フジテレビが全面バックアップし、業界トップの帝拳ジムもマッチメークや練習環境整備に関わるのだという。

帝拳が大いに関与するというのは今まで報じられていなかったことだが、言われてみれば他に道はないと思える。中量級で名を上げるなら海外とのパイプは必須。スパーリングパートナーを用意するにも苦労するようでは先行きは暗い。帝拳抜きならば石田のように海外を拠点にすることを考えなければいけないが、その場合はとても安定した環境など望めないだろう。

さて何より重要なのは今後村田がプロの世界で通用するかだが、現状ではわからないとしか言いようがない。スタイルを適応させることが出来るか、スタミナの問題はないか、グラスジョーではないか。全てはリングに上がってみなければわからないことだ。少なくともデビューして一年以内に倒せるようなチャンピオンは中量級にはいない。我々ファンは、あまり焦らず数年スパンでじっくり彼の活躍を見守っていくべきだろう。27歳というのはプロをスタートする年齢として遅いと思う人もいるかもしれないが、現在ミドル級ナンバーワンのセルヒオ・マルチネスはバリバリの38歳。その対抗馬であるゴロフキンは31歳、ギール32歳、クイリン29歳と、皆村田より年上だ。今のミドル級において27歳でのプロ転向が遅いということはない。(若くもないけど)

とにかく日本ボクシング界において近年最大のスーパースターになりうる存在だけに期待して見守りたい。

 

さてそれではその他のニュースもいくつかまとめておく

  • 村田の将来的なターゲットになるかもしれないWBAミドル級王者ゲナディ・ゴロフキンの次の防衛戦が6月29日コネチカット州に決まった。相手は英国のマシュー・マックリン。マルチネスにも善戦したタフガイだ。驚くべきはこれがゴロフキンにとって今年三度目の防衛戦であるということ。名前を売る最もよい方法はとにかく試合をすることだという鉄則を忠実に守っている。マックリンを倒せば待望のビッグマッチに進めるだけの知名度、名声を得ることになるだろう。
  • いよいよ今週末に迫ってきた軽量級頂上決戦のドネアvsリゴンドー。リゴンドーのセコンドにホエル・カサマヨルが加わることが明かされた。同じキューバの五輪金メダリストでありプロでも世界王者になったカサマヨルはリゴンドーにとって頼れる大先輩。しかもドネアのトレーナーであるロベルト・ガルシアをかつてKOした男でもある。一種の心理戦か?
  • 現在内山高志が君臨するWBAスーパーフェザー級の暫定王者であるキューバのユリオルキス・ガンボアの次戦は6月8日ライト級ノンタイトルになるとのこと。相手はかつて長谷川に敗れたJCブルゴスが有力とされていたが、破談。今上がっているのはコロンビアの無敗アマエリート、ダーリー・ペレス。確かな実力の割に知名度不足でいまいち美味しくない相手だと思うが……。
  • キューバニュース三連発。スーパーヘビー級の元五輪代表で、大先輩オドラニエル・ソリスに二度勝ったこともあるロベルト・アルフォンソがアメリカのAcquinity Sportsとプロ契約。ヘビー級にしては若くスピードもあるだけに大物ホープになるかもしれない。
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From → ニュース

3件のコメント
  1. KOKO permalink

    ゴロフキンのハイペースのマッチメイクは凄いですね。最近だとジョニー・ゴンサレスがかなり速いペースでフェザー級で7度の防衛をしてましたが、ゴロフキンも今回でWBA7度目でしたっけ?まあ淵上みたいな世界タイトルの相手としては相応しくない試合もありましたが・・・
    マックリンに良い内容で勝てば、俄然統一戦が現実味を帯びてくるのではないでしょうかね。これまでで最強の相手では?

    村田の件で気になるのは、会見で浜田氏が『ミドルにこだわらない』ようなことを言っていたことです。
    アマ時代は75キロリミットですから、プロならS・ミドルです。そっちならいいんですが、S・ウェルターに下げるのは個人的にやめて欲しいです。ミドル級でいって欲しいです。そんなに若くもないんだし、将来的に減量がキツくなるような階級でやるのはあんまり体に良くない。何よりせっかくの機会なので伝統あるミドル級にこだわって欲しいですね。ゴロフキンVS村田が見たいんです。でも活動開始期間がズレちゃってるからどうなりますかね・・・
    村田が世界いく頃にはS・ミドルでVSウォードとかやってそうですね、彼は。

    • ゴロフキンにとってマックリンは今やれるベストの相手だと思います。ビッグマッチへの踏み台としても最適でしょう。
      村田の階級は、まあ結局のところ本人の体格と体質次第なんでこちらからどうこうは言えませんわな。しかしこの辺はどこの階級に言ってもハードですからねえ。

      • KOKO permalink

        >村田の階級は、まあ結局のところ本人の体格と体質次第なんでこちらからどうこうは言えませんわな

        それはホントそうですね。最終的にはそういう話になりますね・・・
        色んな場面で数字のみにとらわれがちですが、実際には簡単に考えられない複雑な話だと思うんですよね、減量って。よく『何キロ減量』って話が出ますが、太りやすい体質で普段から重いのか、逆に普段から腹筋割れてるくらい絞れてるのか、人によって違いますし。長谷川などは前者でしょうが、村田は後者のようです。内山なんかもそうですね。普段63、4キロぐらいらしいですから。村田も78キロぐらいらしいです。確かに減量前の体見てもそんな感じですね。だとしたらS・ミドルはともかくL・ヘビーは厳しいですよね?それくらいまで視野に入れていくという話ですが・・・
        しかしS・ウェルターになると『輪島さんと同じ階級』です。メイウェザー戦とか現実味無いですし、一線級の選手見ても結構相手が小さくなりますから、一般の人からしたら『重量級感』を感じにくくなりそうな気が。

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