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フロイド・メイウェザーvsサウル・アルバレス 電撃決定!

2013年5月30日

これは本当にビッグニュースだ。とてつもないレベルのビッグニュースだ。

今最も見たいカードは何か? という問いには人によって様々な答えがあるだろうけど、今実現しうる最も大きなカードは何か? という問いに対してこれ以上の名前を出すのは困難を極める。ヘビー級を含めてこれほど大きな規模のメガマッチは現在他にない。

canelo_mayweather1

PFP王者のフロイド・メイウェザーJr.と若きメキシカンヒーローたるサウル・“カネロ”アルバレスが9月14日、ラスベガスのMGMグランドガーデンにて激突する。放送はもちろんShowtimeのPPV。このカードに関して言えば「WOWOWは生放送するかな?」なんて問い自体がナンセンスだ。これを生でやらなければ日本随一のボクシング放送局としての価値はない。またこの発表の余波で同日に予定されていたマルケスvsブラッドリーの試合は10月12日にプッシュバックされることが速やかに決定された。アラムの手腕を持ってしてもこのスーパーカードにはとても太刀打ち出来ないということだ。

9月14日は今やビッグマッチの定番デーとなったメキシコの独立記念日だ。MGMグランドはメイウェザーが過去7戦を連続して戦ってきた彼のホームグラウンドだが、当日は間違いなくカネロ応援団が大集団でやって来る。つまりどちらにとっても完全なホームとは言えない中立に近い立地になる。そういう意味でもまさにがっぷり四つの痺れるような戦いが期待される。

この試合の実現をより強く望んでいたのはカネロ陣営だが、ゲレーロ戦のPPV売上げがイマイチだった(90万件前後と見られている)メイウェザーにとっても最も魅力的な興行であることは間違いない。キャリアの終わりが見えつつあるPFPキングにとって、今一度ボクシング界の顔の座をアピールできるメガファイトの機会は絶対に逃したくないはずだった。

注目は契約ウェイト。この試合はWBA/WBCスーパーウェルター級タイトルマッチとして開催されるが、それとは別に152ポンドの契約ウェイトが設定される。通常のスーパーウェルター級より2ポンド軽い数値であり、当然体格で勝るカネロにとって幾分不利な条件だが、当初メイウェザー陣営が147ポンドでの契約を主張していたことを考えれば大幅な譲歩だと言えるだろう。また契約リミットが設定されたのはあくまで前日計量の数字であり、当日のリバウンドに関してはなんら制限をかけていないそうだ。トラウト戦で172ポンドにまで戻したカネロが9月14日にどんな体を作ってくるかというのも試合を占うための重要な点だろう。

また契約ウェイトは所詮選手間の合意でしかないので、破ったところで違約金ぐらいしか発生させようがない。1ポンド辺り◯◯万ドルというようなお金を払う意思がカネロにあるのなら152ポンド以上154ポンド以下の体重で測りに乗るという選択肢もある。これは他ならぬメイウェザーがマルケス戦で使った手だ。その辺りを含めて熾烈な駆け引きがゴング前から展開されることは間違いないだろう。

この試合がここまで注目される大きな理由の一つは、無敵であり続けたメイウェザーの負けるリスクがかつてなく大きいからだろう。カネロには体格の利があり、パワーと若さと勢い、そして無敗というアピールポイントまでついている、まさにパーフェクトな挑戦者だ。最近ではミゲル・コットがフロイド相手に大変な健闘を見せたが、それはあくまでサプライズ的展開。試合前にメイウェザー危うしの声が出るのは甘く見ても07年のデラホーヤ戦までさかのぼらなければならない。その上メイウェザーがスーパーウェルターで戦ったのはデラホーヤ戦、コット戦の2回のみ。そのいずれも決して盤石のパフォーマンスとはならなかったのは大きな不安材料だろう。それでもオッズそのものはメイウェザー有利と出るだろうが、賭け率は近年になく接近するはずだ。

これほどの超ビッグマッチとなればアンダーカードにも注目が集まる。ダニー・ガルシアvsルーカス・マティセがセミで組まれれば間違いなく21世紀のベストラインナップの一つとして数えられるだろうが、こちらは9月7日をターゲットとして交渉されており可能性は高くない。今のところ確実に登場しそうなのはアブネル・マレスだろう。いずれにしても史上最大級のPPVイベントに相応しい特上のアンダーカードを揃えてほしいものだ。

ともあれ今年中盤のボクシング界の話題を独占するだろうこの一戦、その規模と話題性に劣らない最高の試合になってほしい。

皆さんの予想はどっち?

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From → ニュース

10件のコメント
  1. 匿名 permalink

    私はこの対戦が決まったことを知った時に、何故かマルケス戦のパッキャオが頭をよぎりました。
    メイは勝ったら次は誰とやるんだろう。やっぱりあの人かな・・・・・・

    • むむむ、あの人とは誰でしょう、ちょっと浮かびません。
      誰とやるにしろメイはまだまだ引退する気はないようなので、当分の間楽しませてくれると思います。

  2. 匿名 permalink

    個人的な意見ですが、メイvsカネロより、実現不可能ですがビタリvsウラジミールが最大のカードかなと思ってます。
    兄弟対決は文句なしの最強対最強、オッズもまっぷたつに割れるでしょうし、実現性の低さから言ってもこのドリームカードにまさるものはないと思います。

    メイvsカネロの予想ですが、やはりメイが勝つのではないでしょうか?
    カネロはフィジカルを使って押し込む戦法を使ってくるでしょうし、それしかメイに勝つ方法は無いと思います。
    メイ相手に綺麗なボクシングをしていてはまず勝てません。

    そして仰られるようにカネロにはメイを倒すにあたって必要なものがほとんど備わってます。
    さすがのメイも少し衰えた今、勢いがあり実力もあり若さもあるカネロは厳しいんじゃないかと最初は思ってました。

    しかし!

    メイはそれを分かってるはずなんです。
    メイは誰よりもボクシングに費やし、ボクシングを愛し、ボクシングを知っています。
    そして・・メイは、勝てない相手とはやらないはずです。

    私はメイとカネロは絶対に実現しないと思っていました。
    メイとカネロがお互いのウェイトから離れない姿勢を見せた時、ああ、また流れるんだろうなと
    感じましたが、結局、あのメイが、カネロに大幅に譲歩したんです。
    「カネロと戦わずとも、俺の最強はすでに証明されている。」とまたどこかで聞いたようなことをメイが
    言うのを待っていた私ですが、事実、試合が決定されてしまったんです。

    メイはいつもピークの相手とはやらずに、少し外れてる、言わば”おいしい”相手とばかりやってる選手でした。
    それがあのカネロとやるって言ったんですよ(笑)一気にファンになりました。

    男気見せましたね、メイは。

    ですが、メイは勝てない相手とはやらないだろう、という意見は変わりません。
    長くなりましたが、結論は、

    「メイが勝てると思って試合を実現させたのだから、メイ」

    ということです(笑) 試合展開とか予想するとどうもメイが若干不利に感じるのですが、
    メイウェザーが試合をする、それだけで「ああ、じゃあメイウェザーだ」と信じさせる説得力が、メイにはあります。

    ・・しかし、あのメイウェザーが譲歩・・・信じられないですね。

    • クリチコvsクリチコはまさに文字通り「夢の」カードですね。当人たち曰く「僕らの対決が見たいならまずは母と交渉してくれ」だそうです(^_^;)

      メイに勝つ自信があるというのはもちろんその通りですね。噛ませ犬じゃないんだから、お金だけもらって負けようなんて思うはずがない。そしてカネロもまた絶対の自信を持ってリングに上がる。そしてどちらかの無敗が終わる。これぞ至極のシチュエーションというやつでしょう。
      とはいえ譲歩の決め手になったのはやはりお金でしょうかね。今回、一番の出資者であるShowtimeのプッシュが凄かったそうなので動いたマネーも物凄かったのだと思います。その投資を取り返すためにも特大のプロモーションを打ってくることは間違いないでしょう。とにかく大大大試合だということですね。

  3. KOKO permalink

    いんや~147だ、いや154だと両陣営譲らない気配だったので、どうなるかと思っていましたが・・・
    メイは大分譲歩しましたね、しかもリバウンドに制限なし・・・IBFじゃないからこれが普通なんでしょうけど。
    身長は多分172,3(もしかしたらさらに若干小さい?)くらいで両者同じくらいなんでしょうけど、アルバレスのが1回り以上デカい、分厚い体ですよね。まさにナチュラルな階級の違いが見た目にも分かりやすく出てます。こないだのトラウト戦は当日軽目のL・ヘビーでしたからね、アルバレスは・・・・流石にメイのスキルを持ってしても持て余すか?
    しかし重ければいいというものでもないし、肝心のスピードやコンディションに悪影響が出る恐れもあります。
    ZEEKO氏の仰る通り、試合前のこのへんの様子からして興味深く、ボクファン的には面白いですね。
    試合当日が何よりも肝心で楽しみなのは間違いないですが。

    >コメント書くとボコボコに言われる
    僕はいつも見ていますが、常識的に考えてZEEKO氏は何も過激なことやひどいことは言ってないように思いますが・・・こないだも自分が想像していたような同意が得られなかったのが不本意だったのか、見当違いな愚痴書いてた方がいましたが・・・
    中傷や人格否定の言葉を言ったわけではなく、何でちょっと自分と違う考えを言われただけで一々すねて、いじけるのか理解不能だし、それだけのことで「もうみない」とかなる必要もないですし。
    これまで通りのZEEKO節を貫いて欲しいと思います。
    ボクマガやビートの記事以上に読み応えのあるボクシングブログです、これからも楽しみにしています。

    • ボクサーの身長って結構適当なんで、実際リングで並んでみないと本当の体格差はよくわからないんですよね。リング上以外だと靴の厚さや普段の姿勢で数センチ変わってきますし。ただ当日体重の差が10ポンドを大きく超えることは確実で、これを受けたメイ陣営の英断は賞賛したいです。

      以前のコメントの件に関しては自分に全く非がなかったとも思いませんので、反省して今後に活かしていきたいです。いつも温かい応援ありがとうございます。

  4. DDD permalink

    いつも楽しく読ませてもらってます
    また遊びにこさせてくださいな
    ちなみに、アルバレスが勝つのでは・・・・・ただの希望だったりしますけど

    • ありがとうございます。
      予想は大いに割れそうですね。個人的にはまだ若干カネロには早いかなあとも思いますけど、でも勝っちゃいそうな気もします。どうなんでしょうねえ。

  5. へえ^^ permalink

    興味あったので来てみたわ。このブログにコメント書くとボコボコに言われるらしいね(笑)。
    偏った見方の管理人がどんなひどいこと書くのか楽しみにしてる

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