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WBAバンタム級・指名挑戦者決定

2013年6月18日

ファン・カルロス・パジャーノvsジュンディ・マラオン

WBAバンタム級指名挑戦者決定戦と銘打たれたこの一戦、なかなか見応え充分だった。パジャーノは以前の記事でも取り上げたドミニカのアマエリートで、マラオンはノニト・ドネアSr.の教えを受けるフィリピンホープ。共に無敗でサウスポーという共通項もあって好試合の予感があったが、果たしてその通りの戦いとなった。

結果を制したのはパジャーノ。1Rにバッティングで出血、3Rにはダウンをもらったものの、五輪二度出場の技術を活かしそれ以外の大半の場面で優勢。コツコツとダメージを蓄積させた末に7R鮮やかな左2発でマラオンをうつ伏せに倒し、文句なしのKO勝利で指名挑戦権を獲得した。マラオンは優れたパワーを持っていたもののパジャーノの巧みなカウンターとディフェンスに抑えこまれ完敗。上を目指すならパワーを活かすための細かいスキルを磨く必要がありそうだ。

パジャーノは一説には500戦越え(!)とも言われる豊富なアマ実績に裏打ちされた技巧が光っていた。ディフェンスは主に目とボディワークに頼っており少々の危なっかしさも感じさせるものの、要所でカウンターを決めることで相手の攻撃を寸断させた。またカウンター使いだからといって常に引いているわけではなく、相手が下がれば連打で追うこともできるし、踏み込んでの右リード、右フックで相手の前進を寸断することもできるかなりの芸達者という印象。フィニッシュシーンを見ればパワーも充分良い物を持っているのは明らかだ。WBAバンタム級の指名挑戦者としては去年のウーゴ・ルイスよりも危険度は上ではないかというのが僕の見方だ。

ただし統括団体は他ならぬWBAであり、すんなり彼と亀田興毅との指名試合が決まるかどうかは不明瞭だ。そもそもWBAバンタム級にはスーパー王者モレノがいるのでそちらに挑戦するという可能性もある。個人的には亀田vsパジャーノの勝者が次でモレノとぶつかるのが一番理想的なコースだとは思うが。

ちなみにパジャーノには4分の1フィリピンの血が混じっており、それゆえ地元では“ベイビー・パッキャオ”と呼ばれているのだそう。はたしてそのニックネームが相応しいものどうかは来るべき世界挑戦で明かされるだろう。

maraon-payano6

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