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どつき合いファイターPFPベスト15!!

2015年1月26日

ボクシングはスポーツだ。ボクシングはビジネスだ。ボクシングはスウィート・サイエンスだ。しかししかし、それより何よりボクシングの原点はどつき合いではないだろうか。「打たせず打つ」なんて生ぬるい、打たれながら打ち勝つ! ぶん殴って倒す! そういう原始的なファイター達の中から現役を代表するPFP15人を私的に選出してみた。ランキングの基準はあくまで僕の主観であることをお断りしておく。

なおここではいくら攻撃力が高くてもロマゴンやゴロフキンのような完成度の高い万能型は除外している。スティーブンソンやワイルダーのように遠間から長距離砲を打ち込むロングパンチャーも対象外。あくまで足を止めてドッカンドッカン打ち合う血の気の多いファイターの中からのみ選出した。

15位 ユーリ・カレンガ

誰?と思われるかもしれないがれっきとしたWBA暫定王者。そのボクシングははっきり言って「ド下手糞」であり、仮にも世界タイトルの端くれを持っているとは思えないほどに稚拙だが、しかしとにかくフィジカルが強い。天然で強い野生児をそのままリングに上げているかのような荒削りさは、欧州型のアマエリートが支配するクルーザー級において魅力的なスパイスになっている。

14位 ルイス・コンセプション

軽量級においてどつき合いといえばこの人。とにかく相手の倒れ方が尋常では無い。ワンパンチの威力だけならロマゴンですらこの“エルニカ”に一歩譲る。その分よく打たれる所がまた魅力的だ。WBCスーパーフライ級王者カルロス・クアドラスに挑戦する話が出ているらしい。

13位 フェドール・チュディノフ

誰?と思われるかもしれないがれっきとしたWBA暫定王者(二回目)。こちらはSミドル級だ。頭を振らない、ディフェンスザルい、スピード足りない、追い脚鈍そう、しかしパンチ良ければ全て良しと言わんばかりの岩の拳。このボクシングでアマ170勝、U19世界王者だったというのだから恐ろしい。兄のドミトリーもWBA暫定王者(ミドル級)。

12位 オマール・フィゲロア

能力的には実は結構ボクシングも出来るのだが、本人の気質のためにどうしてもどつき合いスタイルになってしまうタイプの人。度重なる拳の故障によってキャリアが何度も停滞しており、それがなければもっと順位が上だったことは間違いない。ボクサーとしての伸びしろはまだまだある。荒川との激闘は長く語り草であり続けるだろう。

11位 デビッド・レミュー

爆弾のようなパンチ力と倒しっぷりの良さはPFPトップクラス。このランキングでベスト10を逃したのは2つの負けで晒された打たれ弱さとスタミナ不足に未だ不安があるからだ。2015年は勝負の年であり、一皮むければスーパースターになりうるだけの素質も秘めている。GBPと契約したことが発表されたが、前プロモーターは異議を唱えており訴訟に発展する可能性も。

10位 ヘスス・クエジャール

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誰?と思われるかもしれないがれっきとしたWBA暫定王者(三回目)。このタイプのファイターとしてはかなりスピードがあるのだが、その速さを活かして華麗にボックスするのではなく我先にとぶん殴りに行く所が素晴らしい。ファンマ・ロペスを倒したシーンは見ていて怖くなるほどだった。名声を高めるのはこれからだ。

9位 三浦隆司

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どつき合い番長の日本代表は文句なしのボンバー三浦隆司。左の大砲をどっしり構え、殴る、殴る、殴り勝つ。世界タイトルを 掛けた対メキシカン4連戦の勝ちっぷりは見事の一語に尽きる。ただしこの4人は全員ある程度打たせてくれるタイプであり、より上の力を証明するには老獪な テクニシャンにも勝っておく必要があるだろう。ビッグマッチの実現なるか?

8位 ジェームス・カークランド

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これほどまでにイッちゃってることがわかるファイターも珍しい。好不調の波が激しいのと試合間隔が伸び伸びなのが悲しいが、ツボにはまった時の強さはまさに野獣の域。元女子世界王者アン・ウルフとの師弟コンビはそのまま映画にしたくなるほどキャラが立ちまくっている。カネロとのビッグマッチがついに決定した。

7位 レオ・サンタクルス

Leo Santa Cruz v Cristian Mijares

フィゲロアと同様、能力よりも気質によってどつき合いスタイルを選択しているのが特徴的。技術面では過小評価されがちだが防御はいつも丁寧で、パンチの選択眼が非常に優れている。本質的にはスキルで打ち勝つファイターだ。今年は他団体王者との大一番が是非とも見たい。

6位 オルランド・サリド

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ウェイトオーバー、頭突き、体当たりと勝つためなら何でもありのダーティプレイを駆使し、あのロマチェンコに色んな意味でプロの洗礼を浴びせた男を評価しない訳にはいかない。三浦と戦えばどちらが勝つかはわからないが、実績面ではまだまだサリドが上。34歳にして衰えることのない血気盛んなファイトを見せている。

5位 ブランドン・リオス

Mike Alvarado v Brandon Rios III

「殴られるのは気持ちいい」という変態気質を公言してはばからない根っからのどつき合いファイターといえばこの男。アルバラードとのラバーマッチは、いくら相手が最低の状態だったとはいえ鮮烈な圧勝だった。この男の脳からは確実に天然の麻薬が分泌されている。しかしボクサータイプに弱すぎな気も……。

4位 マルコ・フック

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なんだか大昔からいるような気がするが実はまだ30歳。こんなにも腕力任せのパワースタイルでありながら長年クルーザー級のトップに君臨し続けているそのキャリアには敬意を表するより他はない。ヘビー級でポベトキンに挑戦した時すら得意のラフファイトそのままで大いに善戦してみせた。

3位 ルスラン・プロボドニコフ

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この顔、このファイトスタイル、この豪腕。辞書で「ファイター」と引けばこの男が載っているのではと思ってしまう程、あまりにも典型的であまりにも魅力的なアジアの戦士だ。基本をサボらず頭を振りジャブを突きながら前進する。ショートの強打とワイルドな豪打を打ち分ける。思いっきり振っているのに決してブレない強靭な体幹と、全てを支える飽くなき闘争心。ファイターになりたいあなたはルスランのビデオを500回は観るべきだ。

2位 ルーカス・マティセー

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「パンチがあるというのは一番の武器ですねえ」マティセー程この言葉が似合う男もそうはいない。一発当たれば相手は吹っ飛んでいく。のみならずどんな強敵にも挑み続け、激闘を仕掛けるその精神にもマチズモは溢れている。こんなファイターが愛されないはずがない。そして今、マティセーとプロボドニコフとの世紀の一戦が交渉されている。決定すればその瞬間にファイトオブザイヤーは決まったも同然。正座してその日を待ちたい。

1位 マルコス・マイダナ

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オルティス、モラレス、ブローナーに勝ち、カーンと死闘を繰り広げ、二度に渡りメイウェザーに挑み善戦。近年マイダナほど大舞台で実績を残したファイターは他にいない。ベストと戦い、ベストの戦いを見せる。まさしくプロの中のプロと呼ぶべき男だ。はたして次はサーマンかポーターかブルックか、はたまたマティセーとのアルゼンチン頂上決戦か。どう転んでもマイダナの上がるリングには必ず興奮が付いてくる。

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From → コラム

2件のコメント
  1. camaro permalink

    プロボドニコフvsマティセは決まってほしいですね。
    面白くなるに決まってます。

    あとリオスvsプロボドニコフも面白そう。
    打たれ強すぎる2人のどちらが打ち勝つか見てみたいです。
    やっぱり殴ってなんぼ!

    • ちょっと体の心配をしてしまうようなカードですが、見る方としてはたまりませんね。

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